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結婚をすると、市役所などで様々な手続きをしなければいけませんよね。たしかに結婚自体は法律上婚姻届けを提出して、入籍をするだけで済ませてしまうことができます。
しかし苗字が変わるとなると、他にも様々な手続きをしていかなければいけません。
とはいえ、どのような手続きから始めればいいのかわからない、という人がほとんどではないでしょうか。そのうえ手続きの順番を間違えてしまうと、何度も市役所に足を運んだりしなくてはいけないため二度手間になってしまうこともあります。
まずは婚姻届けを提出することが一番初めにする手続きになりますが、その後の手続きを効率よく済ませていくための手順について紹介していきましょう。
新婚生活において、手続きに時間をかけてしまうともったいないですよ。
この記事をご覧の方には「【結婚前】婚活サイトで見つけたお相手と結婚する前の悩み・不安を解決」も参考になります。
婚姻届けを提出した時に住民票を1部か2部取得しておく
まず結婚をするとなると、婚姻届を市役所に提出しますよね。
婚姻届を提出した直後はわくわくしている瞬間かもしれませんが、実はその後の手続きをスムーズに進めるためには婚姻届を提出するとき、当日に忘れずにしておくべきことがあるのです。
それは婚姻届を提出したときに、新しい戸籍になっている住民票を1~2部取得してもらっておくことです。
運転免許証やパスポートの氏名変更には住民票が必要
苗字が変わり、運転免許証や口座の名義変更をするときは、どうしても本人確認ができる書類が必要になってきます。普段は運転免許証などで本人確認をしているかもしれませんが、運転免許証の氏名変更はそんな訳にはいきません。
運転免許証の変更は住民票の提出が必要になってくるのです。そのうえハネムーン前にパスポートの更新や変更をする必要があるならば、パスポートの変更でも住民票が必要になってきます。
婚姻届けを提出した時に住民票を発行しないと1ヶ月以上待たされる!?
もちろん市役所に行けば発行してもらうことは可能ですが、実は新しい住民票は婚姻届を提出したタイミングで発行してもらわないと、通常は手続きの関係で翌日以降の発行になってしまうのです。
タイミングを逃してしまうと何度も市役所に足を運ばなくてはならなくなってしまうため、あらかじめ予備も含めて発行しておくのがおすすめなのです。
しかし土日や深夜などの市役所の活動時間外に婚姻届を提出する人は、その場で住民票をもらうことができないため、注意しておきましょう。
新しい住民票はいざというときに活用することができるため、多めに発行してもらうのも重要なポイントです。
まず運転免許証の更新をしておくと便利
婚姻届を提出した際に住民票を何部か発行してもらい、まずはどの手続きから済ませていこうか悩んでしまうのではないでしょうか。
結婚した後に運転免許証や銀行の口座、保険やクレジットカードなど、変更しなくてはいけないものは多いですよね。
しかし実は苗字変更の手続きをスムーズに進めていくためには婚姻届を提出した後、そのまま警察署に行き運転免許証だけでも名義を変更しておくことがおすすめなのです。
運転免許証を身分証明に使える手続きはたくさんある
運転免許証の名義さえ新しいものに更新していれば、その後の口座や保険などの手続きで身分証明に困ることもありませんよね。
名義変更の際には、どの手続きでも身分証明できるものの提示をすることになります。
顔写真付きの身分証明ができるものといえば、運転免許証ですよね。そのため運転免許証をまず始めに名義変更しておくのが第一なのです。
住民票がないと運転免許証の名字変更はできないので注意
気を付けなければいけないことが、運転免許証の名字変更は住民票がないと手続きを済ませることができない点です。
万が一住民票の発行を忘れてしまうと、何度も市役所や警察署に足を運ばなくてはならなくなるため気をつけましょう。
とはいえ運転免許証の名義変更さえ済ませてしませば、その後の手続きがとても楽に進めることができるため面倒くさがらずに、まずは警察署で運転免許証の名義変更から済ませておきましょう。
入籍を済ませたからといって、名義の手続きを何もしないまま後回しにしていては、後々様々な場面で困ってしまうことになりますよ。
銀行口座の名義変更の際には運転免許証と新しい銀行印が必要
運転免許証の名義を変更したら、次はクレジットカードや保険の名義変更ではなく、まず銀行口座の名義変更をしにいきましょう。
ただし銀行口座の名義変更は平日の銀行窓口の営業時間内でのみ受け付けていることが多いので、仕事をしている場合は平日に休みをとって、警察署などとまとめて済ませてしまうのがおすすめです。
銀行口座の名義変更をクレジットカードより先に済ませる理由
なぜ銀行口座の名義変更を先に済ませてしまうのかご存知でしょうか。
実はクレジットカードの名義変更をする際には、基本的に引き落とし先の口座の名義と一致していなくてはいけません。
そのため、運転免許証の次にするべき手続きは、銀行口座の名義変更になるのです。
銀行口座の名義変更には運転免許証が必要
そのうえ口座の名義変更は顔写真付きの身分証明ができるものが必要になります。
銀行口座の名義変更をするためにも、運転免許証は最初に手続きを済ませておく必要があるのです。口座の名義を変更しておくと、保険の引き落としなどの名義変更もスムーズに進めていくことができます。
銀行印は新しい名字の印鑑でなければ登録できない
ただし注意しておかなければいけないことが、銀行口座の名義変更は新しい苗字の銀行印が必要になってくることです。
婚姻届を提出したばかりで実感が湧いていないかもしれませんが、新しい苗字の銀行印を準備しておくようにしましょう。
このように名義変更の際には様々な場面で印鑑が必要になることもあります。
婚姻届を提出する前に一つは新しい苗字の印鑑を準備しておくと、名義変更の際に慌てることもありません。入籍祝いとしてパートナーに印鑑をプレゼントしてもらうのもいいかもしれません。
他にも苗字が変わったら必要になる手続きを紹介
銀行口座の名義変更を終えることができたら、次は細かい手続きを進めていくことになります。
まずは口座から引き落としをされるようなものから進めていきましょう。公共料金やクレジットカードなどが該当します。
引き落とし口座と名義が違うとカード会社から連絡がくることも
名義変更したのが銀行口座のみですと、引き落としの際に登録している他の名義と異なることになってしまいます。
何か月も放置をしてしまうと、電話などで確認をされることもありますし、変更を催促する電話などがかかってきてしまうケースもあります。
住所の変更なども同じですが、順番に済ませていくことが大切なのです。
郵送での手続きだけでほとんど終わるクレジットカードの名義変更
クレジットカードの名義変更などは資料を取り寄せ、記入したものを送付するだけで手続きを済ませられるため、入籍前でも時間があるときに資料の請求だけでも行っておくと安心できます。
また、生命保険や損害保険などの受取人変更も行っておきましょう。
独身時代は多くの方が受取人を親にしていますが、新しい家庭を持つことになり、万が一事故などに遭った場合に対応するのは配偶者になるので、忘れずに済ませておくことが必要です。
パスポートの名義変更は1~2週間かかるので注意
他にもパスポートの名義変更などは、ハネムーンに行く際などに重要になってくるため早くから済ませておくようにしましょう。
ただしパスポートの名義変更は一度足を運ぶだけで済ませてしまうことができません。
まず手続きに行き、手続きに行った1~2週間後に再度取りに行くことになるため、早めに済ませておくことが大切なのです。
ハネムーン前に慌ててパスポートの名義を変更しにいったとしても、その場で簡単に変更をすることができないため、注意しておきましょう。
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