この記事を書こうと思ったのは、最近たまたま学生時代の友人と会ったことが理由です。
最初は昔話に花を咲かせていましたが、実は彼も婚活を頑張っているけど、なかなかいい人に巡り会えないということでした。
彼も私と同じように何人かお付き合いする人はいたようですが、結婚できる相手ではなかったようです。そして、私に「今の結婚相手に決めたのはどこがポイントになるか?」と聞いてきました。
結婚の決め手に関して、私はあまり深く考えていなかったため、すぐに答えることはできませんでしたが、婚活を通じてお付き合いした方4名のことを思い出し、そして今の妻と結婚しようと決めた理由について話ました。
家に帰ってきてふと、この話は婚活で悩んでいるアラサー男子の参考になるのではないかと思い立ち、この記事を作っているところです。
というわけで、実際にオーネットでの婚活や友人の紹介で知り合い、お付き合いした方の、それぞれどういうポイント結婚できない理由だったのか、また、結婚の決め手となったポイントは何かについてお伝えします。
この記事をご覧の方には、過去の記事「私が婚活サイトの利用・友人の紹介をきっかけにお付き合いした女性4人の特徴」も参考になります。
私はオーネットを利用して約3年で結婚相手を見つけることができ成婚退会に至りました。オーネットでは早ければ数ヶ月で相手が見つかり、1年以内に成婚退会となる方も多く、2年もあればほとんどの会員が成婚して退会すると思います。
その点、私は3年という比較的長い時間がかかってしまったのかなと思います。ですが、いかに婚活サイトとはいえ、出会って即結婚とはいきません。
私はオーネット(友人の紹介なども含む)を利用してお付き合いできる方に出会うまでに約半年、結婚できる人かどうか確認するためのお付き合いの時間も約半年と、ある程度の目標を作って婚活をしていました。
出会いに関しては、プロフィールが悪いのか顔が悪いのか分かりませんが、なかなか苦労してしまったので、早い方なら3ヶ月もあればお付き合いできる方が見つかるかもしれません。
ですが、私の場合は大体半年ほど出会うまでに時間が必要だったので、お付き合いする期間も含めれば1人あたり約1年の時間が必要になっています。
私自身、学生時代の恋愛経験に乏しかったためか、自分と相性がいい相手がどのような人なのか絞れてなかったように思います。婚活を始めて、自分の恋愛経験が低いことをまざまざと見せつけられました。
そんな中、なんとか婚活を通じて、今の妻を含め4名の方と交際し、今では入籍を済ませ結婚式も挙げ、そろそろ子供でも作ろうかというところです。
関連記事「【結婚前】婚活サイトで見つけたお相手と結婚する前の悩み・不安を解決」
私が友人にした話を紹介する前に、友人の婚活スタイルについて紹介しておきたいと思います。友人は私のように婚活サイトは利用しておらず、婚活パーティや街コンのような初期費用がそれほどかからない婚活スタイルを採用していました。
私は婚活パーティや街コンはおすすめしていないのですが、その理由の最たるものが「女性がノーリスクで参加できる」点です。
婚活パーティや街コンの場合、なぜか男性側だけが費用負担をするようになっていることが多く、3,000円~5,000円程度、高いところでは8,000円ほどの費用がかかる場合があります。
ただ、これは男性のみの話で、女性は1,000円~2,000円、高くても3,000円程度で参加できてしまうのです。これでは「適当に話を聞くだけで美味いご飯が食べられる」と考える方にとってメリットが出てしまいます。
なので、男性側は婚活パーティや街コンに参加しているにも関わらず、女性側の婚活への意識について見極める必要が出てきてしまうのです。
友人には軽めに「婚活サイト使った方がいいよ」と紹介しておきました。この理由は婚活パーティや街コンの利用をおすすめしない理由の逆になります。
婚活パーティや街コンは、「何のために割高な費用を払って参加するのか分からない。」というのが私の考えです。
友人と話している時はそれとなく懸念を表明しましたが、友人からも相手がどの程度婚活する気があるかを見極めているという話がありました。
オーネットのような婚活サイトでは、最初に10万~20万、高いサービスでは30万ほど初期費用がかかります。
ですが、逆にこの金額が婚活の意識を高めるので、婚活パーティや街コンのように出会う相手が冷やかしである可能性は格段に下がります。
最も費用が安い婚活サイトであるエン婚活でも、初期費用は9,800円、月額費用に11,800円かかります。
仮に1年間活動したとすると、エン婚活でも年間151,400円の費用がかかるのです。初期費用を払って婚活に参加するという制限があるだけで、会員のモチベーションが一定以上に保たれる効果もあるのです。
それでは、友人の婚活スタイルや、婚活に対する私の考えをお伝えしたところで、私がお付き合いした方々について振り返ってみましょう。
関連記事「1年間活動した場合の費用を比較した婚活サイトランキング」
以前の記事リンク「【体験談】オーネットを利用して婚活してたら変な女に翻弄された話」でも紹介しているのですが、オーネットを通じて初めて知り合った方は、早い話が顔と体が私好みの方でした。体が好みと言っても、エッチまでいかなかったので、体系が好みという意味です。
彼女はオーネットを通じて知り合ったのですが、きっかけは私がおすすめしている紹介書ではなく、オーネットパスというプロフィール写真のみでお気に入りの相手を探すシステムでした。
使ってみた感想ですが、オーネットパスは一切利用しなくていいと思います。といっても、私は顔が全く重要でないというつもりはありません。それなりに重要なのですが、入り口は顔じゃない方がいいかなというのが正直なところです。
この方は、私がまだオーネットに登録して間もない頃に知り合った方で、きっかけは紹介書などではなく、オーネットパスというプロフィール写真を見て相手に交際を申し込むというシステムからでした。当然選ぶ基準は外見が主となります。
オーネットパスは年2回利用できるということだったので、せっかくだから使ってみようと支社に行きました。
支社でしか利用できないサービスで、1回90分ぐらいの時間制限性でしたが、地域別でソートして15人ほど申し込みしたら30分ぐらいで終わってしまいました。
アドバイザーの方には「もう終わりですか!?」なんて驚かれましたが、自分が住んでいる都道府県とその周辺の都道府県の女性を全て見て決めたので、これ以上どうしようもないという判断でした。
ちなみに、オーネットパスから申し込みがあった場合は、お話掲示板開設申し込みのメッセージ欄に「オーネットパスからの申し込みです。」と出るので、ほとんどの方にはお断りされます。ただ、私の時は一人だけお話掲示板が開設されたのです。
当然ですがオーネットパスでは外見しか見ていません。実際にお会いしてみましたが、性格が合わなさ過ぎるというのが正直な感想でした。
とは言っても、当時は好みの顔と体系の方とお会いできて私は舞い上がっており、相性が悪いという事実には目を瞑って相手とお付き合いしようと頑張っていました。
結果は最悪で、散々振り回されたあげくなんとかお付き合いすることになったはいいものの、一度も会っていないにも関わらず2日後に反故にされました。
ちなみに、オーネットではマイページから意中の相手にお付き合いの申し込みをすることができます。そして、その申し込みが受け入れられると、それまで別の方とやり取りしていたお話掲示板が全て閉鎖されてしまうのです。
当時の私はオーネット参加して2ヶ月ぐらいで、登録初期にやり取りをしていた方や、最初の紹介書で知り合った方とお会いするぐらいの時期でした。
オーネットは登録から3ヶ月が最も出会いの豊富な時期です。この時期を逃してしまったのは、私の結婚が遅くなってしまった原因としてかなり大きいと思っています。
二人目の方は一人目の方に振られてから半年ぐらいでお会いした方です。オーネットに登録している女性では珍しく、当時25歳という私より4歳下の方でした(当時私は29歳)。
オーネットパスで痛い目を見た私は、プロフィール記載の性格や家族構成、ちょっとひとことなどに全て目を通してからお話掲示板開設の申し込みをするようにしていました。
ですが、会う女性会う女性ことごとくダメで、2回目のデートにお誘いすることすら難しい状況でした。
なお、私は最初の顔合わせは居酒屋で食事を一緒にする程度でした。2回目にお会いする時からデートでどこかへ遊びに行こうとしていました。
最初の顔合わせで次の約束を取り付けるようにしていたのですが、「ちょっと予定が…」なんて断られるのはざらで、LINEの返事がこないということも何度もありました。
ひどい時には最初の顔合わせの時に、会った瞬間がっかりしたような顔をされることもありました。
「さすがに相手にバレないようにしろよ!!」と思いましたが、「だから余るんだよな…」なんて自分にもブーメランなことを考えたりもしていました。
そんな状況で30人ぐらいとお会いしたところで、少し疲れてきてしまいました。就職活動で30社にお祈りされた状況と言えば伝わるでしょうか。当時は「婚活やめたい」と考えるぐらい心が折れそうになっていたのを覚えています。
そんな中出会った方だったのですが、年下なのにしっかりしていて、性格もよく、外見も私の好みだった女性にメロメロになってしまいました。
最初にお付き合い(?)した方で痛い目を見ていた私は、性格を最重要事項として相手を見ていました。彼女はちょっと消極的なきらいがありましたが、思いやりがあって優しく、気遣いができる人でした。
具体的なエピソードとして、それまでお会いした30人ぐらいの女性は、誰一人として出てきた料理を取り分けようとしませんでした。
私は当時営業職だったので、ほんの一瞬だけ様子を見てからすぐに料理を取り分けるように動いていて、30回もやれば料理を取り分けるのも板についていました。
そんな時、彼女だけは料理が来た時に真っ先に「お取りします」と言ってくれて、嬉しくて感動してしまったのを覚えています。
性格を重要視して選んだ方でしたが、出会ってみると(プロフィール写真と違って)外見も整っているし、おっぱいも大きく(推定Dカップ)て、加えて年齢も若いし文句なしの女性でした。
食事の後数回デートをして、告白の後にお付き合いできるようになった時の喜びは、今でも忘れられません。こうして思い返してみると、ぶっちゃけ妻よりこの女性の方が好きですね。では、なぜ結婚できなかったのでしょう。
いくつか理由はあると思うのですが、決定的だったのは「私ばかりが好きで、相手はそれほど私のことが好きではない」ということでしょうか。
相手も私のことを嫌いではないのですが、好きとまではいかないというような状態で、半年ほどお付き合いしてもその比率が変わってくることがなかったようです。
数字で例えるなら私の好きが80だとしたら相手は20ぐらいといったところでしょう。想いのバランスが悪いのです。
もう一つは相手が25歳、私が29歳で、結婚に対する真剣度が違うというところです。私はできれば30歳には結婚したいと思っていましたし、少なくとも30歳で決まった相手を見つけていたいと思っていました。
一方相手は、まだ25歳ですから結婚は数年先でもいいでしょう。もしかしたら相手は何年かお付き合いしてから結婚するつもりだったのかもしれません。
ただ、私はそこまで待てないですし、オーネットのシステム的にも1年以上の休止期間は取れないので、そのままお付き合いしていても結婚することはなかったと思っています。
関連記事「オーネットなどの婚活サイトに登録している女性の特徴」
30歳手前で大失恋をしてしまった私は友人に助けを求めてみることにしました。
実は、二人目の方とお付き合いする直前に友人から女性を紹介する申し出がありました。
ですが、当時は彼女とお付き合いすることしか考えていなかった私は、「ありがたいけど」と断りました。その友人に連絡を取り、「まだあの時の人大丈夫かね~」と連絡したのが始まりです。
なお、友人の紹介といっても、一人の友人を介しての紹介ではなく、男性は私の友人、女性は友人の奥さんが紹介してくれるという形式でした。
一つ気がかりだったのは、私は友人と今でも食事に行ったりする仲ですが、女性側は大学の時研究室が一緒だったぐらいの知り合いだったことです。
お付き合いするまでは特に問題ありませんでしたが、このあたりが結婚できない相手と出会った理由の一つかもしれません。
婚活サイトでの出会いと違って、相手のバックボーンがある程度分かっているだけでこれほど安心できるとは思っていませんでした。
見ず知らずの人と違って、どんな人かを知ろうとするより、自分と相性がいいかどうかを考えることができるのは、お付き合いまでの障害が思った以上に少ないです。
今までの婚活と比較すると、3~4回お会いしてようやく分かってくる相手のことが、出会った時から分かるといったところでしょう。友人の紹介が非常にいいものであることは、以前の記事「結婚相手を見つけるのに1番いい方法ってなに?|友達の紹介が最強」でも紹介しています。
そんな相手と結婚できなかった理由は、相手が「溜めこんでしまうタイプで、かつコミュニケーションが苦手」だったからに他なりません。
そもそも日本人には溜め込んでしまうタイプが多いでしょうし、私もそれなりに溜め込んでしまうタイプでもあります。ただ、結婚したら共同生活を営むので、問題があればお互いに歩み寄る必要がありますし、そのためにはコミュニケーションが欠かせません。
また、相手が問題だと思っていることが、私の努力でどうにかなる問題なのか、どうしようもできない問題なのか、私も知らないと動きようがありません。
ベタな話ですが、クリスマスに「結婚しよう」と相手に伝え、その時は「うん」と言ってくれたのですが、年明けになって「やっぱり無理」という話になりました。
その時に、原因が何であるか全く話してくれないので、自分が努力すれば解決するような問題なのか、自分にはどうしようもない問題なのかを知ることすらできない状態でした。
また、この件が表面化するまでにも何かと溜め込んでいたみたいで、どちらにせよ結婚できる相手ではないなと感じ、そこでお別れすることになりました。
三人目の方と別れてからは、ちょっと疲れてしまっていたので、しばらく婚活をお休みしていました。
3ヶ月ぐらいお休みしたところで、もう一度やってみようという気になり、また婚活を再開することになります。
例のごとく半年ぐらいして知り合ったのが妻だったのですが、意外にどこが好きとかこういうところがいいというのが出てきませんね。
大きな特徴やいいところがない代わりに、それだけ不満もないということで、これこそが結婚するポイントなのではないかと思います。
そもそも、結婚の決め手などはたった一つだけというものではなく、様々な要素を総合的に考えた結果だと思っているので、突出した要素がないというのは非常にいいことなのです。
結婚相手に求めるものとして最も重要なことは、「これから自分と一緒に生活していけるかどうか」だと思っています。具体的には金銭感覚や労働観の一致、休日の過ごし方などが挙げられるでしょう。
私は当時からそれほど収入が高かったわけではありませんし、結婚後も妻には働いてもらいたいと思っています。
もちろん、出産や初期の育児はやってもらいたいのですが、その後はきちんと復帰してほしいと思っています。
その代わり、家事や育児は協力体制でやっていこうと思っています。
また、お小遣い制には絶対反対です。休日はどこかに出かけるよりも、自宅でのんびり過ごす方が好きですから、あまり頻繁に出かけたいとは思っていません。
私自身がこのような価値観だったので、相手が同じような価値観を持っているか、または私の価値観と合う価値観を持っているかが重要なことでした。
妻は結婚後も働きたい(働かないとだらけてしまう)という意見でしたし、両親がお小遣い制になっていなかったようで、お小遣い制にもなりませんでした。
また、当時サラリーマンだった私は今では自営業になっており、この点に関しても許容してくれる人でないとダメでした。
結婚相手の決め手としては、「これ」というはっきりしたものはないのですが、それでも結婚相手には妻しかいないでしょう。
他にも私と価値観や考え方が合う人はいるかもしれませんが、そもそも出会ってないので分かりません。
今までお付き合いした相手を思い返してみて分かったのですが、「突出したいいところがある人より、悪いところが少ない人の方が良好な関係を築ける。」ということです。
今までお付き合いした方々のいいところや特徴はすぐ出てきたのですが、妻のいいところや特徴はなんとなくフワッとしたもので、「これ」といったものはありませんでした。恐らく、それこそが決め手なのでしょう。
人の好みは千差万別ですから、日常生活の些細なことが気になってしまったり、些細なことで喧嘩になってしまったりするのはよくあることでしょう。
結婚相手には「ここが良い」という部分が多い人ではなく、「ここが悪い(嫌だ)」という部分が少ない人を選ぶのが良縁のコツだと思います。
こればかりは男女ともに多くの方とお会いして判断するしかないと思います。
関連記事「オーネットなどの婚活サイトに登録したらまずすべき3つのこと」
ここまで自分の体験を思い出しながら記事を書いて、婚活しているアラサー男性にできるアドバイスはたった一つです。とにかく多くの異性とお会いして、自分と相性のいい人を探すことです。
現時点で結婚できていない人は、単純に知り合った異性の数が少ないのです。
恋愛工学の手法でも、「まず100人の女性に声を掛けろ」とアドバイスしています。100人に声をかけた場合、普通の人なら3人~5人、モテる人でも10人~20人程度まで相手が絞られてくるでしょう。
なので、婚活をしている方は、まず30人~40人にお付き合いをしてもらえるよう声をかけることが重要になります。
私も、婚活を始めたばかりの頃、ようやくお付き合いできそうな人が見つかるまでに30人ぐらいの女性と食事に行きました。当時は大変だと思っていましたが、これぐらいが普通なのです。
私がそうだったのですが、学生時代の恋愛経験が乏しい方は、とにかく多くの方とお会いしないと、どんな人が自分と相性がいいのかすら分かっていない状態のはずなので、それなりに苦労をするでしょう。
ですが、婚活は根気です。最短ルートや裏技といったショートカットはなく、ただただ地道に異性とお会いする機会を増やしていく作業です。
時には疲れてしまったり、落ち込んでしまったり、婚活をやる気がなくなってしまうこともあるでしょう。そんな時は、無理せず休んでしまって構いません。
3ヶ月ぐらい休めばそれなりに気力も回復してくるでしょう。焦らず自分のペースでやればいいのです。
そろそろ結婚したいと思っても、
いい出会いがなかったあなた!
周りは既婚者ばかりで…人肌恋しいですよね?
今年もこのまま何もせずに過ごしますか…?
合コンにいい出会いはありますか?
もっと身近に結婚の近道があるかも。
最後に私が結婚相手を見つけることができた婚活サイトのオーネットを紹介します。このサイトの紹介書が最も成功確率が高いのは実際に利用している私が保証します。
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このページをご覧の方は「25歳から33歳の間で婚活したいと考えている人にオーネットをおすすめする理由」も参考になります。
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